入院の話① | フツーに雑記帳(上智大生)

入院の話①

昨日 に引き続きまして入院の話です。

これから約1週間ほど入院ネタでいこうと思います。 

過去の入院生活の日記で更新を続けるのは、

手抜きと思われてしまうかもしれません。 

ですので、

入院日記だけで終わらせるのではなく、

それを読んでの現在の自分の感想を加えて

更新していこうと思っています。 


まず当時の状況を説明します。


今から2年前の10月半ばに、虫垂炎で入院・手術をして

術後、約2週間で退院しました。

しかし、退院後も体調が悪く、37℃後半の発熱と

異常なほどの体のだるさが続きました。 

結局、退院5日後の夜に再入院することになりました。

その時には歩くこともままならず、

車椅子で救急外来から病棟へと移動し、入院しました。


そして、再入院から2日後、再手術が行われました。

当時の手術承諾書にはこう書かれています。 

診断名: 骨盤内膿瘍

手術・検査の名称: ドレナージ

手術・検査の内容: 腰椎麻酔下に膿瘍腔と思われる部分にドレナージを挿入。 

わかりづらいと思いますので簡単に説明しますと、

腹の中の膿が溜まっている部分を探し出し、

ドレナージ(ストローみたいなもの)を挿入して膿を体の外に出す仕組みを作る手術です。 

ドレナージの先端の片方は腹の中、もう片方は腹の外という状態で縫合されます。 

よって、術後は、ストローが腹に突き刺さったような感じになります。

ちなみに、ドレナージは4本でした。 


この手術は、執刀医いわく「胃がんの手術より難しい。」とのことでした。

胃がんなら胃を探せばいいが、

この膿が溜まっている部分はレントゲンでもはっきりしないので、

腹に手を入れて探ってみないとわからない。

それが理由でした。 


また、手術中はとんでもないつらさでした。
麻酔がかかっているものの、あまりの気持ち悪さに眠れない。 

膿の溜まっている部分を探すためなのでしょう。

医者が腹の中に手を入れて、グイグイグイグイとこねくり回すのです。
 

当然、痛みはありませんでしたが、あらゆる臓器がグワングワンと

動いているのがわかりました。 

想像を絶する気持ち悪さでした。 





・・・と、ここまで説明したところで、

明日からは入院日記を公開します。

手術3日後から日記は始まります。