鉛筆の話
小学生までは使ってた。それも毎日。
中学生になるとシャープペン。
それ以来、ずっとシャープペン。
鉛筆を握ることは今じゃ全然無い。
けれど、資格試験やシューカツの筆記試験。
ここぞというときに鉛筆の出番が回ってくる。
ここぞというときにその座を奪われるシャープペン。
鉛筆はきっとシャープペンに嫉妬してる。
シャープペンもきっと鉛筆に嫉妬してる。
そして、たぶんボールペンは笑ってる。
ニック・ホーンビィの話
- ニック・ホーンビィの小説が好きです。
- 彼の作品には音楽愛に満ち溢れてるのが多いね。
- ちなみに、ホーンビィさんは教師と会社員を経て作家になったんだ。
脱セン、脱サラ。 - かっこいいなぁ~。
- 頭はツルツルだけどね。
- 彼の作品で一番好きなのは
- 『ハイ・フィデリティ』です。
音楽好きは楽しめると思うよ。
- 主人公がレコード屋の店長。
そのレコード屋には他に店員が2人いるんだけど、 そいつらのキャラが濃い。 - 人間的というか、音楽的に濃いね。
憎めない音楽バカ。
ストーリーは、主人公が自分のこれまでの人生を見つめ直してく感じ。
んで、次に好きなのが - 『アバウト・ア・ボーイ』だね。
これは映画にもなってるから知ってる人も多いかもね。 - 主演はヒュー・グラントだっけな。
実は『ハイ・フィデリティ』も映画化されてるんだけど - ヒットしなかったからねぇ。残念だね。
『アバウト・ア・ボーイ』。 - これも、音楽好きが楽しめる作品だね。
- ただ、小説と映画では後半が全然違う。
- 音楽好きには、小説を薦めるよ。
小説では、カート・コバーンの死が扱われてるんだ。
タイトル: ネヴァーマインド
12歳のマーカス君のお友達のエリーちゃんがカート・コバーンの大ファンでね。- 熱狂的というか信者というか。
- そんなもんだから、カートの死を知ってエリーちゃんはねぇ……。
ん~、でもちょっと気になることがひとつ。
- 小説の本文で
- カート・コバーンが「カート・コベイン」と表記されてること。
英語を日本語で表記するのはビミョーな作業だってことはわかる。 - 英語をカタカナにした時点で英語じゃなくなっちゃう。
- カタカナを発音しても、英語のそれにはならない矛盾がある。
しかしさぁ、本でも雑誌でも今は「カート・コバーン」がフツーだからさ、 - 「カート・コベイン」には違和感がある。
残念でならないなぁ。